外反母趾とは?


外反母趾は足の親指に見られる痛みを伴う(疼痛性)変形で、その症状は程度により様々です。

この外反母趾は大きく分けると2つに分けられ、先天性の(生まれつき見られる)ものと後天性の(後から見られる)ものがあります。

後天性外反母趾に関しては、現状の生活環境・歩行の問題・靴の形状・筋力減退などにより、関節の変形が見られると考えられています。

外反母趾になると歩行時の痛み・歩行障害(痛くて歩けない等)・足指の変形などが見られ、放って置くと二次的障害として関節痛・腰痛・肩こりなども起こる場合があります。

外反母趾のほかにも「足底腱膜炎」、「モートン病」、「踵骨棘」などの足の痛む病気があります。足の痛みでお悩みの方はご相談下さい。

あなたの外反母趾チェック!

下記項目にあてはまる数が多い方は、外反母趾の可能性あり!
一度検診に行かれることをお勧めします。
・家族に外反母趾の人がいる ・足の指運動が出来ない(グ-・パ-等)
・母趾が第二趾と重なり合っている ・偏平足である又は土踏まずが痛い
・母趾のつけ根の骨が出っぱっている ・足裏・足の指にタコやウオノメがある
・歩くと足が痛い ・靴の側面に母趾の後がついている
・足のねんざが癖になっている ・足の指のつけ根が靴に当たって痛い

 

外反母趾のかんたん予防と対処法


まず予防としては弱ってしまった筋力を鍛える事です。

それにはタオルロールと言う運動が、簡単でオススメです。
この運動はタオルを足の指で巻き込む様にたぐり寄せる運動で数回繰り返すだけです。 運動をして筋力を鍛えましょう!
この運動に伴いやはり足への負担を軽減させる為、当院では症状・変形の程度によっては 専用サポーターやテーピング療法なども兼用していく事をお勧めしています。

また今、注目されているのが専用サポーターやテーピング療法+腰から足にかけてのMS療法(マッサージ)です。

この2つの療法を兼用して外反母趾の痛みを和らげましょう。

上の「あなたの外反母趾度をチェック!」でご自身の状態をチェックしてみて下さい。
1つでもあてはまる方は、今のうちからの施術をお勧めします。

タオルロール用手の使順例

※片足5分程度、両方合わせ10分程度のお時間です

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1.タオルの上に足を置き 2.足の指でまきこむように 3.たぐり寄せます

 

サポーター・テーピング療法

※片足5分程度、両方合わせ10分程度のお時間です

【テーピング】 【サポーター】
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